施工後に関して
5.検査
概要
施工が完了すれば、出来上がったものに対して検査を行い、品質が保たれており安全に使用できるかを調べます。
目的
完成したものが計画図などに基づいており、品質管理計画に記載された許容範囲の寸法で作られているかを検査します。
内容
工種によって具体的な目標値は定められています。
例えば、山留工事では、施工完了後に計画図と比較して土圧などによってどれぐらいの変化が生じているかを計測し、目標値内であるかどうか、品質が保たれているかを合否で判断します。
もし、不適合製品という判断となった場合には、以下の内で処置をするようにします。
・設定した品質に適合するよう是正する
・顧客の承諾を得た上で特別採用する
・廃棄処分とする
基本的にこれらの工事の検査については、現場担当者が自主検査として行っています。