施工中に関して

4-2.施工：山留工事

概要

事前に作成した計画書を確認のもと、現場の地盤の強度や、施工に必要な資格を確認します。

地盤の強度が確保できておらず重機が転倒して重大事故が発生したり、無資格による施工が行われたりするのを防止するためです。

当社では事前に簡易支持力測定器(キャスポル)を使用し、重機を含めた設置する機械が安全に施工できることを確認します。

また、工事に必要な資格に関しては、工種によって様々です。

(移動式クレーン・玉掛け・アーク溶接など)

工種に適した資格を保有しているかを確認し、役割分担を行います。

クレーンの作業計画書では、使用する揚重機の定格総荷重や作業半径など能力確認を行い、配置計画及び施工場所を明確にします。

これらの準備工事は、山留工事に限らずどんな工種・工法でも、安全と品質を保ちながら施工を行うために必要なことです。

これらが終われば施工検討会を行い、施工へと取り掛かります。