施工中に関して
4-1.施工初期
概要
着工が決まった時点の工事の概要(数量や工程など)、施工業者、顧客からの要望(顧客要求事項)また、現場担当者が現場の安全に対して注意する点、品質、問題点に対する解決策などを関係者に共通認識を持たせる場のことです。
目的
無事故で品質の良いものを安全に顧客に提供するためです。
具体内容
施工検討会では見積や受注、予算などの工事を行うための事項が定まった後、工事を行う直前の段階で行われます。つまり、実際に施工が出来る状況かどうかの最終確認をします。例えば機械の能力は種類によってさまざまであるため、施工検討会で資料(施工図)を見ながら使用予定である機械がどのように動くかどうか、その機械を置く場所、本当にその機械で工事が出来るかどうか、必要な能力を持ち合わせているかどうかなどを確認します。確認するだけではなく、その場で新たに生まれる問題点の抽出と解決を行います。
また、注意点として現場によっては資格が必要となる(JRの工事など)場合があるため、資格関係のことも確認します。
当社では良いものを安全に作るために施工検討会を行っています。